毎週金曜日、『わたし流生活のてつがく』と題して設計とコーディネートの仕事、家事、育児をこなす兼業主婦として、私流生活の仕方や工夫をお伝えしていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　

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Vol.4の今日は,『こだわりのコーディネート』です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

インテリアコーディネーターの仕事は、壁紙やカ−テンの色や素材をお施主様と相談して決めたり、プレゼンボ−ドを作成し提案する。それだけだと思っていませんか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そういった仕事や住宅会社がほとんどだと思いますし、私も過去に数多くやってきました。

設計も終わり家が建ち始め・・・

｢ご紹介します。うちのコーディネーターです。｣とお施主様と初顔合わせ。

｢今日は、壁紙を決めましょう｣｢どれがお好みですか？｣

｢次回はカ−テンと照明のプレゼンボ−ドをお持ちします｣

と、こんな感じで進めていました。

これで良い提案ができるのでしょうか？

だって何も知らないんですよ。そのお客様のこと。

 

今は、わたしも、打ち合わせに始めから参加し、どんな家に住みたいのか？どんな希望や要望があるのか、などを所長と一緒に聞きます。

（二人で聞いていますので聞き漏らしもありません）

そしてご自宅に伺うこともしばしば。（日々の生活やインテリアの好みも把握できます）

幾度もお会いして打ち合わせをしていると、会話も弾んで雑談になってしまい打ち合わせにならないことも。

（笑い）

　でも、それは、お互いに心が通ってきた証。

　そこから、良い提案が生まれるのでは、・・・と感じています。

 

　さあ、設計が始まります。

｢あのご家族は、アウトドア派でキャンプ道具など外で使うものがたくさんあるから、玄関脇に靴のまま入れる納戸を作ろう。｣とか｢奥様の趣味にしているパッチワ−クのできるコ−ナ−がリビングにあったほうがいいんじゃない｣etc・・・と設計にも口を出します。

　こんなふうに設計に反映できるコーディネートが本当なのでは！

それもこれも、何度もお施主にお会いできるからこそ！

壁紙やカ−テン選びも同じで、設計に沿って趣味や思考に合わせた提案ができます。

 

いよいよ完成！打ち合わせのイメージ通りの出来映えに私だけでなくお客様も笑顔。

とても嬉しいひと時です。

 

よい家作りは、何度もお会いして仲良くなることからがスタ−ト！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

次回は、9/9　金曜日！わたし流生活のてつがくVol.5『先生、私はイエスマンにはなりません』でお会いしましょう。

　追記。９/10・11に『月１万円の電気代で避暑地の快適さ』の「体感内覧会」を行います。
　すでに築２年のお宅のご協力を得て行う内覧会です。プライバシーの問題がありますので、予約制とさせていただきます。
　内覧希望の方は、ＴＥＬかＦＡＸまたはメールにてお申し込みください。追って案内をお送りいたします。