毎週金曜日、『わたし流生活のてつがく』と題して設計とコーディネートの仕事、家事、育児をかかえる兼業主婦として、私流生活の仕方や工夫、設計やコーディネートに対する考えをお伝えしていきます。
共感してくださる方。反対意見の方。又、アイディアを教えてくださる方。どしどしコメントをお寄せください。
3/17の今日は『わたし流生活のてつがく』Vol.30 “後悔しない家創り 安全な街で暮らしたい”です。
今朝、TVをつけたら大阪府小学校乱入殺傷池田小で当時２年生だった児童が卒業式を迎えたというニュースを報道していました。01年6月、小学校に一人の男の乱入により２年生の7人の児童が殺害された悲しい事件はまだ記憶に新しいのに、もうあれから5年の歳月が流れてしまったのかと感じます。
この5年の間に悲しい凶悪な事件が幾度も起こっているな〜と思いながらポストを開けると柏市犯罪発生マップと書かれた一枚のチラシが入っていました。市役所から発行されたものです。
危険度が１〜5段階に分かれていて我が町はレベル3です。近隣の町も軒並み4や5と危険がいっぱいな町に囲まれているのに驚きました。
空き巣や忍び込みが最も多く、「自分だけは、被害に遭わないと油断していませんか？風呂や台所の窓の無締りの被害が目立ちます。窓、ドアは２つ以上の鍵をつけましょう。」というコメントで締めくくられていました。
安全な街と思っていた我が街は危険な街だったとは・・・がっかりです。
お風呂や台所は道路から目立たない場所に配置することが多く、湿気や臭いなど、こもりやすいことから、私自身も窓を少し開けて外出してしまったりします。
ニューヨークの割れ窓理論でもわかるように小さな犯罪も見逃さない個々の注意や認識がなくならない限り、凶悪な犯罪もなくならないのかもしれません。
以前にもVol.20「セコムに入る前に自分でできる防犯対策」でもふれましたが、
犯罪者の心理は、犯罪を犯しやすいか、犯しにくいかということで、実行にいたるか否かが決まるそうです。
まずは、我が家から我が街へ、我が街から我が県へ、我が県から日本中が安全で暮らしやすくなるように、皆で心がけたいものです。
次回、3/24 金曜日、わたし流生活のてつがく『後悔しない家創り』で、お会いしましょう。
コメント
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日本は、敷地が狭く隣地との距離があまりないので、プライバシーを守るために背の高い塀を立ててしまう。壁と塀の間に忍び込まれたら隣の住人だって泥棒さんに気が付かないんですよね。
私は下町育ちなんですが、kuniyoshiさんの住んでいる地域のようなところです。最近、実家の近くに私の幼馴染が又、住み始めたんですが、みんなが気にかけてくれてうれしい反面、プライバシーが無さ過ぎてトホホ･･･って感じみたいです。
でも、人のあったかい町っていいですよね。
鍵を2つ以上かけましょう！と呼びかけるのは、自衛のために良いことなのかもしれませんが、鍵を欠けなくても住む町創りをみんなで心がけてゆきたいな〜っておもいます。
今の私の住んでいる地域は、それこそ「古きよきアメリカ」の再現、というか、ずっと続いているようなところです。みんな敷地内に自由に出入りして、プライバシーがない代わりに、その分監視が行き届いていて、逆に安全かなと思ったりします。修理屋さんが昨日来てたね、とかそういうことまで聞いてきます。近所中がだれがどこに住んでいるのか、また以前どこに住んでいて、今はどこに勤めているのかまで把握しているところもあって、ちょっとすごいなあと思いますが、安全度はぴか一かも・・。ちなみに私はこの地域が、すごく気に入っています。地域と家にほこりを持っていて、人もあったかいんですよねえ、なんか。