毎週月曜日は、当社事例から学ぶ「私たちの2×4住宅」と題し、弊社住宅の着工から工事完了・引渡しまでの工程を建築用語の解説等を交えて進めてゆきたいと思います。
今回は、フレーミング工事編 その８です。
１階・２階床組・２階壁と組んできました。
ここで一つ注意点！
最近のプランで多くある「吹き抜け」。以前では、玄関の上部などの小さいケースなどありましたが、最近ではリビング上部など、かなり大きな吹き抜けも見受けられます。もちろん私たちの住宅でも多くあります。この吹き抜けを構成する外周壁は、「バルーン壁」で作らなければいけません。
紹介してきた通り２×４工法は、１階壁・２階床・２階壁と作られていきます。吹き抜けという事は、外周壁の２階の床はありません。あるのは、joistつまり根太だけです。
壁・根太・壁ということになります。これでは、外力（風圧）に対して根太の部分で座屈する可能性があります。そこで、外周壁に接する吹き抜けがある場合、この外周壁を１階から２階までの壁を１枚で造ります。このような壁を「バルーン壁」といいます。
強度的な見地から、バルーン壁だけ２０６材で組む場合が多いようです。
この壁を起こすのは大変です！私は「よう手伝いません」。だって重たいんですよ！
外周壁に「階段」がある場合も一種の「吹き抜け」状態になりますが、通常の階段程度であれば、「耐風梁」（集成材）を入れて処理します。
私たちの住宅のC値（相当隙間面積）は、平均して０．３〜０．５c��/�屬曚鼻�
ここまでで、実は私たちの「超高気密住宅」の秘密が隠されています。
どうしようかな〜。ばらそうかな〜。
話してしまえば、「なんだ！そんな事なの！」と言われそうですが・・・・・・
次回までに考えておきます。
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