現在建築中の柏市の「箕輪子供ハウス」の中間報告です。
弊社の現場日誌ブログ「アーキテクトビルダーのビルディングダイアリー」で建築途中を紹介している「箕輪子供ハウス」（副題）が、基礎やフレーミングの構造的な部分を終え、「外断熱工事」も終了して外壁工事や内部での造作工事に入っています。
が、ここのところの雨の為、少々遅れ気味なんです。
この建物は、心優しいご夫婦が４人兄弟のお子様たちの為に遊び空間のある子供部屋を増築しようと始まったプロジェクトなんです。
増築面積は、約２０坪あります。
母屋から接続部を通り、フリースペース（子供室）が約２０帖あり、南側には「雨の日の物干し場」にもなるサンデッキ（素焼きのテラコッタタイル敷き）があります。その他にも収納やトイレなどが付随されています。
構造は、もちろんツーバイフォー工法。壁材は、２０６材を使用しています。
内壁の仕上げは無く、構造体現しの内装。フリールームの上には10帖のロフトがありお子様の遊び心を掻き立てる空間です。
平屋建ての増築とはいえ、大屋根にした為、その高さは２階建ての母屋の屋根と寸分違わぬ高さ。
その為フレーマーからは、「平屋だっていうから大した事ないと思っていたら、物凄く大変ですよ！」「相変わらず宮崎さんの設計は面倒くさいし大変なんだから！」と笑いながら愚痴られました。私もすかさず「建売みたいに簡単だったら面白くないだろう！」と応酬。
途中「お盆」を挿みながらも着工して約一ヶ月。
工期も、のこり半月。内部は、余り面倒な事はないと思われますが、問題は「接続部」。
今回の工事の最大の難所。さしずめ「箱根の峠」ってなところでしょうか？
なんで大変なのか？くっつければいいだけでしょ！
いえいえ、違うんです。覚えていても損の無い内容ですので次回解説いたしましょう。（チョットプロっぽい？）
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