毎週金曜日、『わたし流生活のてつがく』と題して、設計とコーディネートの仕事・家事・育児をかかえる兼業主婦として、私流生活の仕方や工夫・設計やコーディネートに対する考えをお伝えしていきます。
共感してくださる方。反対意見の方。また、アイディアを教えてくださる方。
どしどしコメントをお寄せください。
8/10 “わたし流生活のてつがく”Vol.97 『アルミサッシがなくなる時代がやってくる?』です。
10年位前までは、注文住宅でもサッシと言えばアルミサッシ+単板ガラスが当たり前でした。
今では、ペアガラスサッシが建売住宅でも付いている時代になりました。
時代は、どんどん進化しています。
みなさん、樹脂サッシってご存知ですか?
樹脂サッシは、通常のアルミサッシに比べ熱貫流率が1000分の1と小さいく、高い断熱効果が得られることから寒冷地などで多く使用されているものです。
簡単に言えば“冬にサッシが結露してびしょびしょ”なんてことが殆どの場合ありません。
冬に外気温を伝えないと言う事は、夏だって暑い熱を伝えないので、温暖な地方にも良いということですね。もちろん、地球環境にも・・・
まだまだ、マニアックな樹脂サッシですが、メジャーになる時代は、そう先のことではないかもしれません。
欧米諸国では、樹脂サッシや木製サッシは大昔から普通に使われているって知っていますか?日本でも寒さの厳しい北海道では、樹脂サッシのシェアは90%を超えているそうです。
もちろん、私達の建てている住宅では、以前からアメリカよりサッシを輸入していたので、普通に採用していました。今は、国産樹脂サッシメーカーのものを採用しています。
今までは、高気密、高断熱にうるさい、どちらかというとマニアックなビルダーだけが採用していたものなのですが・・・
この樹脂サッシを寒冷地だけではなく、全国に広めようと大手アルミサッシメーカーが乗り出してきました。
大手の会社が手をだすと、樹脂サッシの普及がグ〜ンと増えるのではないでしょうか?
ちなみに、ガラス面においても空気層のペアーガラスではなく遮熱高断熱複層ガラスを使用しなければ、熱損出が大きくなるため、あまりメリットがありませんので、樹脂サッシを取り入れる場合には、かならず遮熱高断熱複層ガラスにしてくださいね。
又、価格はアルミサッシに比べ高価になりますが、それ以上に良さを実感できるものだと思います。



樹脂サッシの全国普及率は約7%と日本は非常に低いです。お隣の韓国や中国では30%以上の普及率といわれておりますのでその点のみで見ると結構遅れてますね。
まぁあちらの国々では首都の位置がかなり北よりですから一概に比較は出来ないのですが。
樹脂サッシの良いところは、素材がアルミから樹脂に変わっているだけではなく、元々超寒冷地仕様ですから気密断熱性能重視で一つ一つの部品性能が全く違う事です。
樹脂で出来ているサッシだから良い、と言う時代はすぐに飛び越えて細かい性能の競争になるでしょうね。