お知らせ!現在建築中の「豊住の家」の【気密測定】公開見学会を開催します。詳しくはコチラをクリックしてご覧ください。お近くの方お待ちしています。

 

一週間ほど前に来た‘新建ハウジング’の長期優良住宅普及促進法案、つまり通称200年住宅の記述を興味深く読み、そして先週エコ研のオープンセミナーにも行き、この200年住宅が話題にも上りました。

 

この200年住宅の考えは、スケルトン(外皮・構造)&インフィル(内装・設備)の明確化にありスケルトンである構造躯体の耐久性や耐震性を確保しつつ、インフィルについては可変性を確保するというもので、木造住宅については、可変性は問わないものらしい。

 

ようは、適正なメンテナンスをする事で長期に亘り安全で快適に過ごせ、かつ短期で壊さないことで環境負荷を低減させるのが目的です。

 

そして、優良な住宅がストックされることで欧米並みの中古住宅流通を活性化させるのも目的としてあります。過去「日本の住宅は資産価値がゼロ」といわれました。現在でもあまり変わらない状況でしょう。それは、前記のように構造的に短命であったり快適性に乏しく、とても欧米のように、メンテナンスをして長寿命な住宅が資産価値が高いというレベルではなかったわけです。

まあ、国民性もあるかも知れませんが・・・。

 

私たちも近いうちに法制化され施行されるであろうこの政策の準備は始めます。

 

しかし、この認定にチョット問題があるような感じ・・

それは、住宅の性能を各自治体に届け(適合判定)出なければならないのですが、根拠を示すのに「住宅性能表示制度」を活用しなければならない。という事です。

 

この業界に身を置いている方であれば、「住宅性能表示制度」を御存知でしょう。

 

この住宅性能表示制度は確か平成12年からある制度で、構造の安定・火災時の安全・劣化の軽減・維持管理・更新への配慮・温熱環境・空気環境・光・視環境・音環境・高齢者等への配慮・防犯対策などの項目を申請書とそれに係わる全ての図面を添付して評価機関に申請(当然、申請費用がかかる)

各項目ごとに‘等級’を付け、住宅を選ぶ際の基準となるように・・という制度で、工事が完了した際にも図面通りに施工されているのか?という現場での検査(これにも費用がかかる)もあります。

 

実際、この制度を積極的に採用している住宅は、「分譲住宅」つまり「建て売り住宅」以外には見当たりません。何故か?問題はいくつかあると思うのですが、

 

前記にも書いた通り、確認申請とは別ものなので費用がダブルでかかる。

そして多くの図面が必要となり、その分でも経費がかかる。

そして最大の問題は、等級が与えられた(14だったかな?)からといってメリットが何もない。

 

といったところでしょうか。

全くのところ、普及しているとは言い難い制度です。

しかし法制化され、お施主様にメリットがあるのであれば(ビルダー側のメリットは、対処している、出来るといったインフォメーション)その費用を負担してもらい行う事になります。

つまり、普通の住宅会社であれば等級クリアの為のコストUPと費用面でのコストUPがダブルで掛かる可能性がある。という事も忘れてはならないことでしょう。

 

今回の200年住宅ではお施主様のメリットは一つ、ローン金利や税制面での優遇でしょう。

ローン金利については0.3%ほどのメリットがあるようですが、税制面(固定資産税など)では?の状態です。

 

この法案の考えは素晴らしいし、欧米のような資産価値のある住宅を建て、将来中古住宅市場の活性化も生まれるかも知れない、轢いてはスクラップ&ビルドからストックが形成でき「地球環境」に与える負担も小さくなる。いい事づくしの内容です。

私たちも実際この200年住宅への取り組みを開始しますが、前記の「性能表示制度のようなことにならなければいいのだけど」と思いつつ読んだ次第です。

 

すでに住宅メーカーなどは、がんがんインフォメーションをしています。

 

皆さんはどう思いますか?取り組みにより差別化は出来ると思うのですが・・。

 

今日も最後までお読み頂き有難うございます。

 

人気ブログランキングにご協力お願いします←ここをクリックしてください。

 

ブログ村ランキングにもお願いします←ここもクリックお願いね!